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奈良岡 実さん (8dby0hcz)2024/4/27 07:53 (No.1147970)削除昨夜、NHKの番組を見ていたら、将棋の観戦記の話が出て来ました。観戦記は対局の雰囲気や、対局者の人となりを読者の方々に伝えるためのものだと説明されていました。私もそれを目指しています。たとえば「先手は7六歩と指した。後手は3四歩と角道を開けた」と書いてもいいのですが、それはすでに棋譜に表れています。「▲3四歩と横歩を取った手に対して△2五角が指された。それに対しては▲3二飛成△同銀▲3八銀△3三銀の変化と、単に▲3六飛と指す手がある」と書いても、横歩取り定跡を知らない人には何のことか分からないし、知ってる人には自明のことだからあえて説明する必要もありません。最低限、対局の日時、場所、その1局が県代表を争うものであるのか、初級の部の決勝なのかとか、対局の性質の説明は入れるようにしています。あとは、対局者の紹介。○○四段がベテラン選手か、新進気鋭の若手か、小学低学年の子か、女性かで読み人のイメージが変わるわけですね。番組の中で、昭和初期の対局を模した映像で対局時計が出て来たのはご愛敬だけど。