北
北畠 悟さん (8ppwntdv)2023/5/1 09:03 (No.772155)削除5月定期
・毎日杯 4月2日 青森支部道場
青森高校3年の木村恭四郎君が優勝しました。終盤型というより、すごく粘り決め手を与えない棋風です。大会参加の平均レベルでは、へこたれてしまうでしょう。長谷川さんは残念でした。いつも成績が安定していますが、準優勝が多いようです。優勝1回より準優勝2回の方が難しいのは確かですが、1年後は、優勝者は覚えていても準優勝者は忘れがちになります。
・県竜王戦 4月9日 青森支部道場
優勝者は櫻井5段でした。私と準々決勝で対戦しましたが、攻めても攻めても受けられ根負けしました。準決勝で小泉5段、決勝で小林5段を破ったので価値があります。櫻井君は奈良岡門下であり、将棋の名門校の岩手高校から立命館大学に進み、青森市に帰ってきました。私の収穫は、小学生の時から教えていた大学1年生の佐藤龍宣君が準決勝まで勝ち進んだ事です。
・弘前市民将棋大会4月16日 弘前市民文化センター
まず、参加条件は弘前市民限定ではありません。この大会は陸奥新報社、城下町弘前支部が全面的に協力し実施しています。私の地元の3人がBクラスの初段位獲得戦に参加し、その内の一人が準優勝でした。決勝戦の戦型は居飛車対四間飛車の急戦模様で、以下私の感想です。居飛車側が8八角と打つべきところ6六角とし、すぐに6五歩を成立させ一手損。さらに8八角とすべきを7七角としたので、後で7五歩から7六歩が角取になりまた一手損。同じミスでも、これは避けられる手です。実際この二手が勝敗に直結しました。無段者と有段者の境目は、読み以外のちょっとした点にあると言えます。
・東地区支部大会 4月22日~23日 東京都
シニア名人戦代表の旦代さんが3位で、他はダメでした。東京行きで、選手の中には観光気分が抜けない方もいると思いますが、(私もそうでした)一人一人が何か収穫があればいい。来年も代表になりたいと思う気持ちがあれば、棋力向上につながります。
・祝当選、三浦公
4月23日投票日の弘前市議会議員選挙で三浦公さんが当選しました。青森県将棋界にとってもたいへん嬉しい事です。
前月、題材にしようと思いましたが、選挙活動と疑われかねないので触れませんでした。私の長年のライバルであり、棋友、県連の役員として交流があります。嬉しい反面、これからは大会参加が今まで通りとはいかなくなりそうです。
今後も三浦党として応援します。「弘前市発展のために得意の粘りで頑張れ。」
・アベマ将棋トーナメント2023
ドラフトで指名されなかった棋士の関東ブロック選抜戦で行方九段が優勝しエントリーチームのメンバーになりました。他の二人は郷田九段と古賀五段です。15チームで戦い、現在アベマで放映されています。ドラフトでは圧倒的に若手が多く指名されました。早指し棋戦に向いている、また扱いやすいのも理由と思いますが、中にはまだ順位戦に参加していない新四段もいます。そこまでするのかと、少し怒りと疑問を感じました。例えば、今回選出されなかった三浦九段は、それ以下なのでしょうか。これは間違いだと証明するため、本気で優勝を目指してほしい。